面積図をつかって解くものは
ツルカメ算、差集め算、食塩水の濃さ
があります
この考え方がマスターできれば
食塩水の問題が
楽しくてしかたがない・・・
状態になります。
しかしながら
子供たちが、理解しにくい点は
その面積が何を表しているのか
ということなんです
お父さん、お母さんも教養のひとつとして
この面積図を理解していてくださいね
子供に教えることが出来れば
見直されますよ!
例えば
35人のクラス全員に
ひとり3本ずつ鉛筆を配りました
全部で何本必要か
面積図であらわしなさい
基本ですねえ
面積図はこうなり、水色の部分(面積)が
全部の本数 3×35=105本 を表しています
では、
何人かから、ひとり当り150円集めると
全部で2250円になりました
何人いたでしょう
面積図をかいて、求めなさい
これが、子供たちは
なかなかスムーズに書けないのです
こうなりますねえ。
150×□=2250
□=2250÷150
□=15
答え 15人
面積図の基本はこれだけです
つまり、水色が105本 ピンク色が2250円
という量をあらわしているんだ
が、定着すればOKです。
しかし、こうはやすやすと書いてくれません
たいがい最初はこうなります
そこで、わたしが生徒に質問します
「じゃあ、この面積は何を表してるの?」
生徒は
「・・・・」
まだまだ理解していない証拠なのです。
徹底的特訓が必要です
「1分間に4杯、わんこそばを食います。34分間で何杯?」
「480リットルの水槽を30分で満水にするには、1分間に何リットルずつ入れる?」
「25人のクラス全員に、ひとり4枚カードを配ると何杯?」
などなど
わかるまで、やらせましょう。
次に応用編、食塩水の濃さの面積図
問題です。考えてください。
8%の食塩水が200gあります
この面積は、何を表していますか?
答えは、食塩の重さ です。
200g×0.08=16g
食塩水の重さ×濃さ=食塩の重さ
ですよね。
これがしっかり理解できていると
食塩水の混ぜ合わせの問題も
大得意になります。
実際、偏差値40ぐらいの生徒が
この「食塩水の問題」が大好きになり
かなりレベルの高いものでも
喜んで解いていました。