中学受験ルネッサンス〜


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第126回 「パターン認識」


ミスター・ツカム presents
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■  コロンブス的・超発想で、中学受験を成功させる方法(第126回)
□           http://www.mekimeki.net/ 

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 皆さん、こんにちは。
 中学受験成功の伝道師、ミスター・ツカムです。


 今週からご登録の皆さん、はじめまして!!
 これからも末永く、おつきあいくださいね!☆(*^-°)v




 春期講習会も終わりに近づきました?
 それとももう終了したでしょうか?

 成果はいかがだったでしょう?
 集中して取り組めたでしょうか?





 今週は「パターン認識」についてお話します。



 ミスター・ツカム宛に多くのメールをいただきますが、
 その中で、

 「息子の塾は、問題をパターンで解かそうとしています。
  算数というのは、思考力を育てるのじゃないですか?」


 …というものがあります。


 確かに、算数・数学は論理的思考を育む学問です。
 
 




 でも脳の回路の中に
 いくつかの解法パターンがインプットされていないと、
 先に進めないものもあります。


 たとえば「速さのツルカメ算」というものがあります。




 これは、「速さ」と「ツルカメ算」の
 基本的な合体問題です。


 よく分かっている方が多いでしょうが、
 具体的な問題をお見せしますね。

 ------------------------------------------------------
 
  日本ハムの新庄選手は、札幌ドームスタジアムまで、
  チャリンコと徒歩で向かいます。

  (メッチャ、目立ちたがりやん)

  途中まで時速2kmで歩いて、途中からチャリンコで時速4kmで
  スタジアムまで行きました。2時間かけて行きました。

  新庄の家からスタジアムまでは6,4kmです。

  歩いた距離は何kmでしょうか?
 -------------------------------------(ここまで)----



 ちなみに答えだけ書いておきますね。
 
 答えは、1,6kmです。(できたかな?)






 もう少し、応用編になると、

 「長方形や三角形の図形上で『旅人算』」…のような問題もあります。

 これは「点の移動」という名称になっていますが。


 
 ですから、まず問題を読んで、
 「あっ!これは『ツルカメ算』だ、『旅人算』を使えばいいじゃん」

 …と感じることが、とっても重要になってきますよね。



 つまり「パターン認識」するくらいまで、
 特殊算の基本問題を繰り返し演習する。

 そして定着させる。

 ことが第一に優先させなくちゃあいけないんです。 




 ミスター・ツカムが、いつもいつも、
 基本が命ですよ。
 といっているのはこういうことなんです。


 
 応用問題というのは、

 ●基本問題の組み合わせ●

 …と理解していただいていいです。



 
 入試問題だけに限らず、
 世の全ての高度なものは、「基本の組み合わせ」だと感じています。




 例えば、ミスター・ツカムは作曲をします。


 初めて作曲をしたのは、実は13歳の時でした。
 めっちゃ単純な曲。。。

 今、思い出すと恥ずかしいです。



 でも、基本(コード進行とか曲構成など)のレパートリーを
 少しずつ勉強して、パターンを増やしていきました。


 そうすると、組み合わせのパターンが増えますよね。

 掛け算で、増えていきます。

 引き出しが増えているんですね。



 基本パターンを、自分の中にたくさん持っていると、
 応用が効くんです。



 ●学習は、「基本パターン」を迅速に身につけること●


 ですね。


 基本パターンが定着していない単元は、
 まず例題でいいので、すぐ復習しておきましょう。



 


 では、次回をお楽しみに


第127回 「他人に教えることができますか?」

ミスター・ツカム presents
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 いよいよ新学期スタートしましたね。
 はりきってますか?

 新しい教科書に新しいノート。
 手に取るたびにワクワクして、やる氣がでたものです。

 皆さんもそうですよね?!




 さて、
 今週は、効率よく学習できるコツをお話します。


 以前もメルマガで書きましたが、もう一度復習です。
 (リライト版です)






 どうしたら、効率よく学習成果があがるのかなあ?

 …ということをミスター・ツカムは常に考えています。

 そして、そういう類の本を読んで研究しています。
 


 そうしていると、ひとつ気づいたことがあります。

 その問題なり単元なりが、定着したかどうかを調べる
 目安として、

 
 ●他の人に教えることができるか?
 

 ということです。




 例えば「つるかめ算」を塾で習いました。
 お家で、お母さんが聞いてあげてください。

 「これ、むずかしそうねえ。お母さんに、解き方教えて」と。



 お子さんが、いきいきとして説明してくれれば、
 理解できているでしょう。

 反対に、もごもご言ってたり、忘れた、とか言えば、
 絶対に理解できていません。


 よく聞く言い訳で、
 「その時は分かっていたんだけど、今は忘れた!」
 これは、まったく理解していない…と思ってください。



 理解度をチェックする意味でも、
 この「他人に教える」ことを習慣化してください。







 個別指導塾でも、そんなことを時に生徒にやらしました。
 「じゃあ、○○君。この問題を先生に教えて」と。

 理解できていれば、図の書き方・式の立て方、
 順序良く説明できます。

 「教える」ことは、始めは照れていますが、
 だんだん力強くなってきます。






 政治家の鳩山家は、リビングに大きな黒板があったそうです。


 そして、子供達は学校や塾から帰ってきたら、
 お父さんやお母さんに、その日に習ったことを教えます。


 「先生、そこはどうしてそうなるんですか?」

 …とお父さんが質問します。


 子供が答えられないと、

 「それは、明日教えます」と言って、
 次の日までに理解しようと努めます。



 そうすることによって、
 自分自身の理解度が高まっていくんですね。


 

 鳩山家のようにはいかなくても、
 お風呂に入っているときとか、
 ご飯を食べているときなど、
 リラックスして話を聞いてあげてください。




 「あのね、ええっと…」

 …とお子さんの話がスムーズに進まなくても、
 ゆっくり聞いてあげてね。

 決して急かさないように。

 



 これが習慣化すれば、塾の授業が始まる前に、

 「家で、ちゃんと教えてあげれるように、しっかり聞こう」

 …と積極的に取り組むようになります。




 このように、
 『アウトプットを前提として、インプット』を行うと、
 吸収力は断然違う…ということもよく言われます。



 塾から帰ってきたら、
 「今日は何を勉強したの?」と聞いてあげましょう。


 「社会で室町時代」と答えたら、
 「どんな時代なの?」と聞いてあげましょう。


 そして、一生懸命話してくれたなら、
 ちゃんと誉めてあげてくださいね。




 話す…という作業はアタマの中で、
 もう一度、整理しないといけません。
 これが、とっても重要なんです!


 毎回できなくても、週に1回でも2回でも
 実行してくださいね!






 では、次回をお楽しみに

第128回 「恐ろしいメンタルブロック」

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 関西はわずかながらに桜が残ってますね。

 昨日、阪神電車に乗っていると、
 武庫川で、まだお花見をやっているグループを見かけました。


 花見は何度でもやりたいですね。





 さて、今週はまた少し心理学の話をします。


 ●メンタルブロック

 …って聞いたことありますか?


 直訳すると「精神的な壁」という意味ですね。



 具体的にはどういうことかと言いますと、

 「僕は文章題が苦手だ!」
 「私は暗記が嫌いだ!」


 …と、ある時期に思い込んじゃうと、
 ずっと、その意識をひきずったまま、生きていく。
 ことなんです。




 サーカスの象の話をします。

 生まれて間もない頃から、
 子供の象さんは足に鎖をつながれます。
 逃げないように。


 鉄の杭で、
 絶対に逃げられないようにつながれます。


 どんなに、あがいても外して逃げることはできません。
 そうすると、ある時期がくると、
 「逃げることは不可能だ」と意識にインプットされますね。


 そして、小象さんは逃げることを完全に諦めます。



 そうした象さんは大人になって、
 木の杭につながれても、
 「逃げられない」と思い込んでいるから、逃げようともしないんです。


 本当は、木の杭だから簡単に引きちぎれるんです。
 でも、「出来ない」と思い込んでいるからしないんです。



 これが「メンタルブロック」なんです。

 恐ろしいですね。


 本当はできる才能があるのに、
 自ら放棄しちゃっているんです。





 つまり、
 お子さんは「出来ない」「苦手だ」という催眠術に
 かかっているのかもしれないんです。


 たまたま体調の悪いときに、計算間違いを
 たくさんしちゃった。


 そんな時に

 「こんなに計算ミスばっかりして、あなたはそそっかしいんだから」

 …と言っちゃうと、


 その子は

 「自分はそそっかしいんだ」

 という催眠術にかかる、可能性が高いですね。



 前にも書きましたが、

 ●マイナス面に焦点を合わせてしまっています。


 ですから、絶対にマイナス面に焦点をあわさず、
 メンタルブロックを作らないようにしてください。




 お父さん・お母さんは、

 「超一流の催眠術師」だということを肝に銘じてください!



 じゃあ、いったんメンタルブロックが出来上がって
 しまった場合はどうしましょう?


 むちゃくちゃ簡単なレベルから、
 練習して、それを克服できたら、ウント誉める。


 この作業を繰り返してください。

 必ず、少しずつ自信が生まれてきますよ。





 「暗記の苦手」なメンタルブロックにかかってる人は
   
     →『愛のメモリー』で突破のキッカケにする。

 「文章題の苦手」なメンタルブロックにかかっている人は

     →『ワクワク文章題』で楽しんで考える習慣をつける。



 もう既に、ご購入していただいている方も、
 そういう観点から、また教材を活用してみてくださいね。
 



 

 では、次回をお楽しみに


第129回「やらされている受験?」

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 今週からゴールデン・ウィークに突入ですね。
 塾では、「連休特訓」なるものもありますね。


 半分は遊んで、半分は勉強
 …という人もいるんでしょうね。

 いずれにしても、充実した時間をおくってください。




 さて、今週は
 「モチベーション」について考えてみたいと思います。



 よくメールで頂くものに

 「やるやる、と言いながらいっこうに机に向かいません」
 「自分から受験する…と言い出したのに、もうメゲています」

 …など、色んなタイプの
 モチベーション・ダウンが見受けられます。


 
 でもそれは当然なんです!


 わが身を振り返ってみてください。


 「よし、英語をマスターしよう」
 「今度は絶対、ダイエットしよう」

 …と自分に宣言したのに、途中で投げちゃった方
 大勢いらっしゃるでしょ?


 人間はみんなこうなんです。
 中学受験生だけがこうなるんじゃないんです。





 この「モチベーション」と「成功」とは永遠のテーマでしょうね。




 皆さん、お子さんが「やる氣」を維持していて当たり前。
 …を基準に物事を見るから、

 「なんでこうなるの?」と悩むんです。




 個別塾で教えていたときも、
 宿題をやってこない生徒も何人かいました。

 「時間がなかった」

 …と説明します。


 ここで、大人に接するように
 「工夫したら、時間つくれるやろ!」と一喝しないで、


 その子の1週間の行動を聞いてあげるんです。
 しっかり聞いてあげて、


 「どこかに、少しでも宿題する時間なかったかなあ?」


 …と質問すると、みんな

 「○○したあとに、宿題する時間があった」と自ら発見してくれます。







 さて、
 受験には3つのタイプがあります。


 ●やらされている中学受験
 ●やってあげている中学受験
 ●やらせていただいている中学受験


 (これは、我々の仕事でもいえることですが。)


 

 あなたのお子さんは、上の2つになっていませんか?

 特に親思いのお子さんは、潜在的に

 ●やってあげている中学受験

 になっているかもしれません。


 「お母さんが喜ぶから、がんばる」という子も
 案外多いんですよ。

 
 でも、「やらされている中学受験」よりも良い動機です。




 でも、よく考えてみてください。

 近頃、元気がなかったり、やる氣がなかったりする
 子供が多くなってきているのに、



 ●中学受験しよう…という新しいチャレンジをしているんですよ。
 

 素晴らしいじゃありませんか。


 これをベースに考えてあげてください。




 ●やらせていただいている中学受験

 …ここまで考えを持っていくことは難しいですが、

 「感謝」の氣持ちが根底にあれば、
 物凄いパワーを生みだしますよ。



 そうすると、お子さんの素晴らしい点に
 焦点が合ってきます。


 物事のプラスの面に、焦点が合って来ると、
 またまた、良いことが起こるんです。




 どうかこの連休は、
 「中学受験している我が子は素晴らしい」
 …と心から思って接してあげてください。



 

 では、次回をお楽しみに

   


第130回「テーマを持って学習する」

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 ゴールデンウィークも始まり、
 皆さんいかがお過ごしですか?


 急に暑くなってきましたね。
 ミスター・ツカムは夏生まれだから、夏は大好きです。
 氣持ちもヒートアップしてきます。


 

 さて、GW特訓を受けているお子さんもいらっしゃるでしょう。

 明日からは最後の3日間になる人もいますね?
 ということで、



 ●テーマを持って取り組んでいますか?


 …というお話をします。
 これも以前書いたもののリライト版です。





 これから行うことの「テーマ」を意識する。



 これは、子供の学習だけではなく、
 われわれ大人にもいえる事なんです。



 何かを学習する前に、
 「これから、○○について学ぶんだ」と
 脳に指令を出してから学習するのと、しないのとでは
 雲泥の差があります。




 ミスター・ツカムはいろんな講演会を聴きにいきます。
 本の著者であったり、ビジネスで成功した人。


 そのセミナーの始めに、講師の方は
 「このセミナーで、これだけは学ぼう
  …という目標を必ずもって聴いてください」
 と言われます。

 
 そうすると、ただボンヤリ聴いているだけより、
 情報が入りやすいし、アイデアが浮かびます。




 ◆受験勉強でもおんなじです。◆

 --------------------------------------------------
 今日は「和差算」の線分図を書けるようにする。

 これからの1時間で、この前のテストで出来なかった
 四字熟語を完璧にする。

 今日は、地理で山脈を覚える。

 --------------------------------------------------
 …などです。




 話は変わりますが、
 お子さんがゲームをやるとき…

 必ずテーマをもってやり始めますよね。
 ただ漠然と、ゲームをやるお子さんはいないでしょ?

 「今日は、あの敵を倒して、あそこの場面をクリアする」

 …って思ってやるでしょ?



 おんなじなんです。





 ただ、アタマの中で思うだけじゃなくて、
 紙に書き出すと効果はもっとあがります。



 たとえば、アメリカで成功哲学を教えている、
 ブライアン・トレーシー氏は、

 ●毎日、あなたの目標を書き出しなさい!


 …と言います。


 毎日書くことによって、
 脳にインプットされていくんですね。







 「できるようになる」ばかりじゃなくてもいいですよ。

 苦手な単元を学習するときなら、

 --------------------------------------------------
 「旅人算」のわからない所を、見つける。
 なにが「わからない」か説明できるようにする。
 --------------------------------------------------



 これも、りっぱな学習ですよ!
 「わからない」所を説明できるようになれば、
 理解まで、あと一歩…の状態です。 



 こういう、「テーマ」を持って学習をはじめる 
 習慣をつけてください。




 なにも立派な紙やノートに書かなくてもいいです。


 100円ショップの3冊100円のメモ帳でも、
 書くほうが断然良いです。






 塾へ行く前に、お子さんと話できる方なら、
 「今日は何を勉強するの?」と質問をして、
 テキストを少し開いてみるのも良いでしょう。


 ただ、バタバタと塾に出かけるんじゃなくて、
 脳に「今日はこれを勉強するんだ」と
 指令を出して、出かけましょう。


 理解力は、断然違ってきます。




 時間をとって「予習」までしなくてOKです。
 (時間のある子は、予習してくださいね)




 さあ、今日からさっそく実行してください。
 


 連休のこの3日間、
 何を学習して、身になるようにしたいのでしょうか?


 

 さっそく今晩、書き出して明日の塾に備えてみてくださいね。






 では、次回をお楽しみに


第131回 「イメージと暗記力」

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 今週は「暗記」の話をします。




 「私は暗記が得意です」

 「僕は覚えるのが大好きです!」

 …という人はいますか?

 いませんよね。
 地球上の受験生では存在しません。



 おおげさですが、それほど皆キライです。
 当然、ミスター・ツカムも嫌ですよ。



 とくに小学低学年の時に覚える練習をしなかった人は、
 社会や理科の暗記の多さに驚いているでしょう。





 でも、「僕は暗記が苦手だ。。。。」
    「私は覚える才能がない」

 …と逃げていては始まりません。
 果敢に立ち向かいましょう。




 以前のメルマガに書いた

 ●10:3:1 の法則 …って覚えていますか?


 何かを始める時に、一番パワーがいるのは
 最初なんです。


 その力を「10」とすると、
 その次にやる時は「3」の力でやることができ、
 3度目は「1」の力で、スイスイとできちゃいます。


 詳しくはバックナンバーを読んでくださいね。

  → 第75回「これがガマンの法則だ」
       
  http://www.mekimeki.net/mailmagazine.html




 だから、今4年生や5年生の人は、
 最初から、「完全に暗記」しようとしないで、
 『ザクット』大まかな流れをつかんでおきましょうね。


 最初だから、メチャクチャパワーがいります。
 でも、歯をくいしばって進むんです。


 そうすると、2回目は「10」から「3」の力で、
 学習することができます。





 例えば、

 ミスター・ツカムは「宅建」の免許を持っています。
 

 最初、工学部出身の私が、
 民法を勉強したときは、チンプンカンプンでした。

 でも、最初は『ザクット』一通り流して、
 大まかに理解してから、詳しく学習していくと、速く理解できたのです。





 つまり

 ●全体像を把握してから、詳細に進む●

 …ことが、加速学習のコツなんです。




 とは言え、歴史なんかを初めて学習する時は、
 めげちゃいますよね。。


 4年生や5年生の人生の経験では、
 イメージできないことばっかりです。



 「大化の改新」なんて、なんのこっちゃ?

 …です。


 
 年代や登場人物を暗記するにしても、
 イメージが全然ない!
 ただ覚えるしかない。


 だから、できれば歴史を始める前に、
 「その時歴史は動いた(NHK)」を観るとか、

 石ノ森章太郎の「マンガ日本の歴史」を読む
 …とか


 何かイメージ出来る物を最初にインプットしておくと
 良いですよね。


 マンガなんて、と侮ってはいけません。
 現代の子供は「ビジュアル世代」です。


 イメージから発想するんです。



 お父さん、お母さんは、
 「暗記を手助けするイメージ」は身の回りにないか?

 …ということにも意識してしてあげてください。






 では、次回をお楽しみに


第132回 「目標の3段活用!」
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 心地よい天気が続いています。
 昨日は神戸祭りに出かけてきました。

 元町あたりは、えらい人だかりで活気いっぱい。
 神戸は大阪と違い、上品だから大好きな街です。





 今週は「目標設定」についてお話します。



 受験生の皆さんは、当然目標をもって勉強してますよね?
 当然ですね。
 

 まだ4年生や5年生で、具体的な志望校は決めていません。
 …という方はいらっしゃるでしょう。



 でも、6年生はおおまかな志望校はありますよね。
 

 そこへ向かって、努力していくわけですが、
 今から入試本番の1月・2月まで、けっこう長いなあ
 …と思うでしょ。


 だから漠然と「僕は○○中学に入りたい!」と思っていても、
 現実味がありませんね。



 
 それをもっと身近に感じられるように、
 目標を細分化してください。

 ●長期・中期・短期にわけて


 半年後の目標は、声高らかに宣言できます。
 (実力がともなって無くても)

 まだ来ないからです。

 でも、今月(5月)の目標を立てている人はいますか?


 ●今月の目標を、声高らかに宣言できますか?


 …これは勇気がいるんです。


 なぜなら、すぐ結果が出るからです。
 目標を達成しなければ、狼少年になるからです。


 6年生は意を決して、毎月の目標を立てて宣言してください。



 では、長期・中期・短期の目標例を考えて見ましょう。



 ●長期から立てます。

    「同志社中学 合格」

       → これは最終目標ですね。これでいいと思います。



 ●ではこれを達成するためには、中期(夏の講習の終わり)までに
   どのレベルまで行っている必要がありますか?

    「偏差値55まで?」

      → いいですね。このくらいまで来ていると、
         充分狙えるポジションですね!

   これで、中期目標が決まりました。


 ●つぎに「中期目標」を達成するには、今月やるべきことはなにでしょう?

   例えば、今の偏差値が「45」なら、
   「55」にするには、けっこう努力が必要ですね?


   ひと月、ひと月、無駄にできないと感じられるでしょ?



   今月やるべきこと4教科とも書き出してみましょう。

     ★国語 → 四字熟語、もう一気に覚える!
     ★算数 → 速さと比の基本問題だけ完璧にする!
     ★理科 → 水溶液の計算を完璧にする!
     ★社会 → 歴史の鎌倉・室町時代を一気に覚える!

 

 いいですね!やる氣がムラムラしてきました。

 
 つまり今月これを達成できないと、
 「中期目標」はムリ。ひいては「長期目標」の合格はありえない!


 …ということになるでしょ。


 だから、これからの毎月は本当に貴重なんです。
   
 

 おおきな目標を達成するためには、
 綿密な計画が必要なんです。


 ここでは書きませんでしたが、
 中期目標も、もっと詳しく書いてみてください。





 船で大海を渡り、目的地に着くには「海図」が必要でしょ?

 どういうコースで進むか、必ず決めますよね?

 いきあたりばったりで、船を進めませんよね?



 あなたの中学受験という船は、
 いきあたりばったりのコースを進んでいませんか?



 いい機会ですから、ぜひこの3段階の目標を
 再チェックしてみてください。







 では、次回をお楽しみに

   

                                        

第133回「コーチングの秘訣は?」


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 今週は久しぶりに「コーチング」のお話をします。

 


 ひとことで言えば、

 解法を指導するのは「ティーチング」で、
 モチベーションを高めてあげるのが「コーチング」です。


 モチベーションを維持し高めていくのは、
 大変な仕事です。



 管理職の方なら、部下のやる気を維持しいくのは大変ですよね。
 
 大人でも大変なのに、10歳や11歳のお子さんの
 やる氣を維持させていくのは、至難の業です。



 ひとつのヒントとして、有名な小出監督の方法を紹介します。


 小出監督とは、
 マラソンのQちゃんこと高橋尚子選手の監督だった人です。
 (つい先日、Qちゃんは師匠を離れてひとり立ちしましたね)


 その小出監督は相手によって、
 コミュニケーションを変えています。



 ご存知のように監督は、3人の世界的アスリートを育てました。

 ・鈴木博美 →1997年世界選手権1位
 ・有森裕子 →1992年バルセロナ 銀 1996年アトランタ 銅
 ・高橋尚子 →2000年シドニー 金

 
 …記憶に新しいですね。




 さて、この3人に対してどのように
 コミュニケーションを変えて指導したのでしょうか?



 鈴木博美選手には、

 『師弟関係』ではなく、「友人的関係」または「半歩下がった状態」で
 指導しました。


 有森選手。
 彼女に「コレやりなさい」と言えば、「イヤです」と
 言うことがあるので、

 「有森先生、今日の練習はどうしますか?」
 と尋ねることもあったそうです。 



 でも高橋選手は、
  
 「コレやれ」と言えば、「ハイハイ」と素直に練習したそうです。


 三者三様ですね。



 どんなタイプだから、どの方法がいい。

 …とは小出監督は分析していなかったかもしれませんが、 
 選手とのふれあいの中で、直感的にわかったんでしょう。




 ミスター・ツカムは、監督が有森選手に対したように、
 「○○先生、宿題はいかがいたしましょう?」

 …と生徒に言ったことがあります。

 皆よろこんで、自ら宿題を決めるもんなんですよ。



 それで自発的に決めたものには、
 責任をもって取り組めます。



 それと、コーチングの一番のコツはやっぱり

 「誉めること」ですね。



 小出監督は

 ●「誉める」ではなく、「誉め続ける」こと

 …だと言っています。


 これが簡単なようで難しいんです。


 箸にも棒にもかからなかった無名時代の有森選手に、

 「お前はいつも全力で心で走っている。素晴らしい!だから強くなれるぞ」
 と誉め続けました。





 「そんなこと言っても、うちの子には誉めるところはありません」

 …という声が聞こえてきそうですね。


 本当にそうですか?
 なにも誉めるところありませんか?

 
 
 数字をていねいに書くね。
 昆虫のことが詳しいね。
 お花のことが好きだね。
 本を読むのが好きだね。
 線分図きれいにかけるようになったね。


 なんでもいいんです。

 これを繰り返して、にっこり(たまにはね)してあげてください。



 勉強で誉めることが少なければ、


 いつも走るの速いね。
 ゲームの時の集中力は天才的だね。
 声がデカクて元気やなあ。



 …なんぼでもあります。



 ぜひ今週は「誉めホメ週間」にしてみてください。

 そして、それを継続してください。





 では、次回をお楽しみに

第134回「暗記は素晴らしい発想の泉」(リライト版)


ミスター・ツカム presents
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■  コロンブス的・超発想で、中学受験を成功させる方法(第134回)
□           http://www.mekimeki.net/ 

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 皆さん、こんにちは。
 中学受験成功の伝道師、ミスター・ツカムです。


 今週からご登録の皆さん、はじめまして!!
 これからも末永く、おつきあいくださいね!☆(*^-°)v




 
 今週はまた、
 
 ●暗記について…お話します。


 以前配信したもののリライト版です。
 (何度もくりかえしてインプットしていただきたいのです)



 

 社会や理科の暗記量の、膨大なこと。
 国語の漢字や、四字熟語など。

 こんなに大量に覚えることが、
 本当に子供の為になるんだろうか?

 という疑問が湧いてきます。


 「将来なんの役にもたたないよ」
 「つるかめ算なんて、あれから一度も使わないよ」


 大人は誇らしげに言います。



 果たしてそうなんでしょうか?
 全く役にたっていないのでしょうか?



 ミスター・ツカムはそうは思いません。


 
 社会人になってからも、非常に役に立ちます。

 意識できていないだけで、役に立てている人は、大勢います。


 何に役立っているの?


 発想力です!

 
 ●優れた発想には、組み合わせが必要です
 

 どんな職業についても、良いアイデアを
 出さなければ、一流になれません。


 ある企画を作るときに、1つの分野のことしか、知らなかったら
 少しのアイデアしか出ません。



 2つ、3つと違った分野の事を知っていたなら、 
 それだけ、発想の組み合わせが増えて行きます。


 ●かけ算で増えていきます。
 



 例えば、
 1つの分野から、アイデアが3つ出たとします。

 1つの分野だけしか知らなかったら、
 それでおしまいです。

 2つ、3つ…と増えて行くと、こうなります。

      3×3×3=27

 27ものアイデアが出てくるのです。


 あの人は、引出しが多い…とか
 引出しを、たくさん持っている…
 という事をよく言います。

 そういうことなんです。



 童謡作詞家のサトウ・ハチローさんがある記者に聞かれました。

 「先生はどうして、そんなに素晴らしい詩を
  たくさん書けるんですか?」

 「それは私がたくさんの詩を知っているからです。
  暗唱できるもので5000首。構成を知っているのは5万ぐらいあります」



 その組み合わせが、
 名曲「ちいさい秋みつけた」とか「かわいいかくれんぼ」
 …を生んだのです。



 

 でも、そうは言っても
 星座の名前や、歴史の人物を覚えても、
 どんな発想になるの?

 とお思いでしょうが、
 何がどう繋がってくるか…わからないです。


 あのノーベル賞の物理学者・湯川秀樹は、
 幼い頃、漢文を暗唱できるぐらいにまで、
 読まされたそうです。

 だからこそ、
 「中間子の発見」という東洋的な発想が
 できたのかもしれません。



 そこまでレベルの高い話しじゃなくても、

 コピーライタ−になった時に、
 星座や天体のことが、フッと閃くかもしれないし。

 電子機器の設計者になった時に、
 光合成のしくみが、ヒントになるかもしれない。

 新しい調理法を考えていて、
 フッと、十七条憲法がヒントになったりする。

 …かもしれませんよ!


 ですから、
 こんなにも暗記を・・とネガティブに考えていたら、




 ●『将来の発想法』を今から作っている。



 と考えて、
 暗記する事に、自信と誇りを持ってください。

 


 そして、最後に暗記の効果的なやり方の復習。
 皆さんよくご存知だと思いますが、念のために。



 ●ある事を学習する
     ↓
  1時間後に簡単に復習する
     ↓
  1日後に再び復習する
     ↓
  1週間後に再び復習する
     ↓
  1ヵ月後に再び復習する
     ↓
  半年後にまた復習する



 復習の時間は10分もあれば充分です。

 これは「エビングハウスの忘却曲線」から割り出された、
 復習法の1つですよ。


 
 では、次回をお楽しみに

第135回 「基本は本当に出来ている??」


ミスター・ツカム presents
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 皆さん、こんにちは。
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 いよいよ夏っぽくなってきましたね。
 ミスター・ツカムは夏生まれ(乙女座)なので、
 この季節は大好きです。


 
 さて、今週は以前からよく質問されることについて話します。

 毎年かならず何通もメールで相談されるんです。



 それは、

 「算数で基本はできているが、少しでも応用になると
  手も足もでません。どうすればいいのですか?」

 …といった内容です。

 多かれ少なかれ、皆さんそう感じていらっしゃるでしょうね。



 ここで、問題となるポイントが2つあります。


 ●基本はできているが   と
 ●少しでも応用

 この2つです。


 まず、「基本はできている」と仰いますが、
 完璧に出来ていますか?
 定着していますか?


 基本問題を解ける…のと「できている」のとでは違うんです。


 「できている」とは基本問題を読んだ瞬間に、
 鉛筆をもつ手が動き出す…ような状態です。


 うんうんうなって、解けました!

 …では「できている」と言いづらいですね。



 


 もうひとつ、「少しでも応用」。

 これはどんなレベルをさしてるんでしょうか?

 先ほどの「基本問題」が解けたり解けなかったり
 …するレベルだと、応用問題は絶対にできませんね。



 例えば野球で話をします。



 名も無い高校野球児のバッターは
 西武の松阪投手のスピードボールは打てないでしょ。


 100回打席に立ってもヒットにはできないでしょう。



 そんな練習を1万回やったって意味がありません。

 バッティングセンターに行って、
 球速100qのボールを打つ練習からですよね。



 この球速100qのボールのどんなコースも
 打てるようになると、120qのボールを打つ練習が可能です。


 ですから、基本問題のパターンが
 脳に刷り込まれていないと、毛のはえたような応用でも
 解けないかもしれませんね。

 (決して基本問題を丸暗記しよう…と言っているのではありませんよ)




 ですから、ミスター・ツカムの結論はもうお分かりですよね。


 いつもいつもお話していることです。

 
 ●例題・基本問題を脳に刷り込むぐらいに演習しましょう●

 …ということです。



 毎年毎年、合格しましたメールに
 「ミスター・ツカムの言っていた、基本が命…ということ
  今振り返って、まじまじと実感しています」

 とお礼のメールが来るんですから、間違いありませんよ!



 さあ、夏休みまで基本の定着を行ってくださいね。





 
 では、次回をお楽しみに


第136回 「義経とワールドカップ」

ミスター・ツカム presents
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 先週のサッカー日本代表見ました?!
 ワールドカップ一番乗りでしたね。

 無観客試合でしたけど、観ていて熱くなりました。
 素晴らしい。


 今週はサッカーのお話をします。


 「…えっ!中学受験と関係ないやん」


 と言われそうですね。
 いえいえ、ちゃんと社会とからめてお話しますよ。


 いま旬の人物「義経」と「サッカー」の話です。




 ●義経とアウェイ●

 …と聞いてピンとくる人はいますか?

 いたならかなりの「義経通」か「歴史通」の方ですね。




 まず、アウェイについて。


 サッカーの試合をするときに、ホーム(本拠地)とアウェイ(敵地)
 で行われるのは知っていますね?


 ホームで試合をやるときの実力が、アウェイでは発揮できません。
 ほとんどが敵チームを応援するからです。




 そんな「アウェイ」な状況で、義経は3度も戦に勝利したのです。


 その3度の戦とは?おわかりですよね?

 ・一の谷の戦い
 ・屋島の戦い
 ・壇ノ浦の戦い     …です。



 当時、東国は源氏。西国は平氏が勢力を持っていました。

 つまり、西国は源氏にとって、アウェイなんです。


 我々、歴史を勉強するときは、結果が分っているから、
 「そんなん、源氏が勝つのわかってるやん」
 …と思いがちですね。


 でも、当時はどっちが勝つのかわからない状況です。


 平氏は西国で磐石の軍隊を持っていました。
 その敵地へ、義経部隊が攻めて行ったのです。


 サッカーのアウェイとはわけが違いますよ。


 西国の人々は、平氏に食料や武器を提供するし、
 源氏情報だって筒抜けかもしれません。



 そこへ、義経部隊は果敢にも飛び込んでいきました。


 一の谷では平氏の後ろ、山から下りてきて攻めたんでしょ?
 ありえない!

 サッカーでなら、ゴールの後ろからシュート…みたいな感じ?



 だから義経は戦の天才と言われるのです。


 アウェイ戦で、3戦3勝。
 こうして平家は滅んでいったのです。



 
 敵地へ軍勢をすすめていく義経の心持は
 どうだったのでしょうね?

 そんなことも想像しながら、歴史を感じてください。
 ただ暗記するだけじゃあ、つまんないもんね。



 さっそく、源平の単元を復習してくださいね。
 
 

 
 では、次回をお楽しみに


第137回 「入試までホントに間に合うの?」

ミスター・ツカム presents
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 あれ?梅雨はどこに行っちゃったの?
 というぐらい、毎日暑いですね。

 



 今週はある方からのメールを
 読者の皆さんとシェアしたいと思います。


 題して『こんなペースで間に合うかしら?』 です。



 ご相談いただいた内容を整理すると以下です。





 6年生の娘さんがいよいよ夏休みに入ります。



 ミスター・ツカムの「基本を忠実に」を実践してこられて、
 算数が少しずつアップしてきました。


 基本を繰り返すときに、娘さんは
 「えーーー、この問題、前やったよ」

 …とぶつぶつ言ってましたが、それでも演習を繰り返した。


 (えらい! ← ミスター・ツカム感想)



 そうすると、最初はちんぷんかんぷんだった、
 特殊算も、例題・類題の繰り返えしで、
 解けるようになった。


 (素晴らしいです。 ← ミスター・ツカム感動)




 ただ、現実は本当に時間も限られてきて、
 結果が出始めているとはいえ、やっぱり算数は最終的に間に合うの?


 (↑ 時間の捕らえ方次第ですね。まだ7が月あると思うか、
    もう時間がないと焦るか?  ミスター・ツカム)


 志望校の問題レベルが
 解けるようになるのだろうか、という不安が一番大きい。


 今のところ、志望校偏差値で
 現状は10くらいきついかな、と言う感じなのです。

 こんな「不安な母」に
 どうかアドバイスをお願い致します。

 
 

 …という感じの内容です。


 皆さんもこんな思いをされている方が多いでしょうね。
 いえいえ、ほとんどの方かもしれません。




 では、この想いに対する、ミスター・ツカムの考えを
 言いますね。


 ↓ここからです。



 例えば、こんなことを考えて見ましょう。

 2月にピアノの発表会があります。
 演奏する曲は、今のレベルではとっても厳しいです。

 でも、どうしても発表しなければいけません。

 どんな練習をしますか?

 いきなり、その高度な曲の楽譜をひろげますか?
 そんなことしたって弾けませんよね。



 今やるべきことは、
 自分の今の実力より、ほんの少しだけレベルが高いもの
 …これを一生懸命練習しますよね。

 それで自分のレベルを上げていきます。
 それと同時に、指の基礎の訓練も続けますよね。



 算数も同じです。
 計算力をしっかりつけて、特殊算や図形など基本を定着させる。




 偏差値で、
 現状で「10」きついのだったら、ぜんぜん大丈夫ですよ。


 ここまで基礎をやってこられた娘さんですから、
 必ず挽回できます。


 お母さんのこれからの仕事は、動揺しないこと。
 ただこれだけです。



 基本がクリアできてきたら、必ず誉めてあげること。



 中学受験を決めたお子さんをもっと、
 堂々と誇りに思ってください。

 ↑これはとっても大事です。もういちど認識してくださいね。




 …というのが、ミスター・ツカムの考えです。


 とってもシンプルでしょ?


 毎年毎年、ミスター・ツカムに色んなメールが届きますが、
 ほとんどが上のようなメールです。


 でも、基本をしっかり演習できたお子さんが、
 来年、合格を勝ち取るんですよ。


 古の哲学者は(誰だかちょっとど忘れしましたが)

 「私は賢い。なぜなら『わからない』ところがどこなのか知っているから」

 …と言っています。



 受験勉強も同じですよね。


 理解できていないところを早急にピックアップしてください。
 そして、そこのところの基本を
 繰り返し演習してください。


 夏までもうすぐ。必ずね。





 では、次回をお楽しみに

   


第138回 「積極的な失敗。大歓迎!」


ミスター・ツカム presents
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 連日暑い日が続きますねえ。
 体調崩さず、元気ハツラツしてますか?

 ミスター・ツカムは夏生まれなので、
 元氣いっぱい、食欲もモリモリです。



 さて、今週は【失敗】…についてお話します。




 受験生には多くの【失敗】がありますね。



 計算の失敗。問題の読むことを失敗。
 考え方の失敗。…

 「ミス」ともいいますし「エラー」ともいいます。


 時間の使い方の「失敗」もありますね。
 毎週、毎月経験することです。





 ところで、

 テニスには、「フォールト」という失敗があります。
 サーブを打って、コーナーに入らないと失敗です。

 2回しくじると「ダブルフォールト」で
 相手に得点が入ります。

 これは「エラー」って言わないんですよね。

 つまり積極的な「失敗」ということです。




 ●【失敗】にも「積極的な失敗」と「消極的な失敗」があります。




 中学受験ではどんな状況でしょうか?


 いろいろあると思います。

 社会で(  )を埋める問題で、
 おぼろげながら覚えている…けど、合ってるかなあ…

 書こうかなあ?変な答え書いて違ってたら?


 ●こんなときは、どんどん書くよう言ってあげましょう。



 算数の問題で「面積図を書くのかなあ?」

 でも、変な図になっちゃうと、またお母さんに
 「なんでこんな図になるの!」と
 叱られるしなあ??


 ●あなたはお子さんに、余計なプレッシャーかけてませんか?






 ★どんどん間違いでもいいから書こうね!

 …と教えてあげてください。

 

 なにかしら答案用紙に書いていれば、
 復習するときの理解度が違ってきます。


 今、お子さんの間違い点を指摘して、叱っている方。

 そんなことしたら、
 前に出て、失敗する勇気が萎えてきちゃいますよ。



 それに、
 「毒ガス」ピュッピュッ…ですからね。
 注意しましょう。

 (わからない方は、先週の楽天日記を読んでください。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/lifemusic/diary/200506200000/



 
 前に出る失敗を拒絶していたら、
 野球で「バットを振るな!」と言っている事です。

 三振を恐れていては集中できません。


 ダブルプレーを恐れていては、見逃しの三振になりまよね。


 かつての、タイガースの星野監督は、
 このような状況をむちゃくちゃ叱りました。


 1死満塁で、バッターに対する初球が、
 ストレートど真ん中!

 見逃したバッターに対して、ベンチを蹴り上げて怒ってました。
 ミスター・ツカム…メチャ記憶に残っています。




 模試などのテストでの「失敗」は小さなことです。


 お子さんは「中学受験」という大きなものに、
 挑んでいるんです。

 他のお子さんより、「前に出て」チャレンジしているんです。
 そのことを常に忘れないでください。


 なんども書きますが、
 この「小さなチャレンジャー」を誇りに思ってください。



 ●思いっきりバットを振れる…環境を作ってあげて、
   理解してあげて、認めてあげてくださいね。







 では、次回をお楽しみに

   


第139回 「集中するテクニック」


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 梅雨はどこに行ったの?
 と思ってたら、ここしばらく雨続きですね。

 体調など崩されずにいますか?





 さて、今週は「集中して学習に取り組める」
 テクニックをご紹介しますね。



 ●フレーミング● という手法です。


 フレーム…からきています。

 絵にかける「額(フレーム)」のことなんです。


 同じ絵でも、かける額によって絵の印象は違ってきますよね。


 それと同じように、
 出来事や話にもフレームがかかっていて、そのフレームで出来事や
 話の意味が変わってしまうのです。


 このフレームをかける事をフレーミングと言います。



 今日、あなたがお子さんに「旅人算」を初めて教える場合、
 どんなことを言って、教え始めるでしょう?


 「今日は旅人算をします。」

 …といっていきなり例題を読み始めます?
 …公式を書き出します?


 それでは、唐突ですよね!


 「難しいからしっかり聞きなさい!」

 …おっとこれでは最初からマイナスの暗示ですよ。




 フレーミングというのは、

 前もってフレームをかけることで、
 
 ★相手の理解や集中するポイント、
 ★解釈の方向


 を導きだしてあげるんです。





 例えば、塾で先生が
 「今から説明するところは必ず模試に出ます」
 
 …と言えば、生徒は身を乗り出して聞くでしょう。



 つまり、
 これから話をする内容のポイントをあらかじめ伝えておくことです。

 これから○○についてお話します。
 …というと、聞き手の理解度が違ってきます。


 このメルマガでも毎回使っていますよね。
 お気づきの方もいますよね。

 --------------------------------------------
 こんにちは、ミスター・ツカムです。
 今週は「モチベーション」についてお話します。
 --------------------------------------------

 …という風にです。

 はじめにポイントを伝えることによって、
 聞き手は「モチベーション」にフォーカスして
 聞いていくことになります。


 「あっ、うちの子に何かヒントになるかもしれない」

 …とアンテナがピーンと立ちますね。




 さっきの旅人算のフレーミングに戻ると、

 優秀な講師や先生は学習の前にこう言います。


 「今日は旅人算の授業です。
 2人で追いかけたり、追いつかれたりする楽しい単元だよ」


 そうすると子供は、ある程度これから何をするか、
 イメージしやすくなります。



 もっと優秀な先生はこう言います。

 「今日は旅人算の授業です。
  2人で追いかけたり、追いつかれたりする楽しい単元だよ。

  ここは、速さの3公式をスラスラ使いこなせるかが、
  ポイントなんだ」


 そうすると、初めて旅人算を習うお子さんでも、
 イメージしやすく、

 「あれ?速さの3公式って何だったっけ?」

 …と脳ミソ自分で復習モードに入ってくれます。



 ●これが「フレーミング」の威力なんです。




 学習前に使うのではなく、例えば週の始まりに
 言ってあげてもいいですね。


 「今週はとくに時間をしっかり守ろうね」

 「毎日10分だけ計算がんばろうね」


 …と月曜日に、1週間の行動にフレーミングしてあげればいいです。



 どうせ言っても聞かないんだから。

 などと思っちゃいけません。


 フレーミングしてあげるのと、してあげないのとは
 絶対、意識に差が出てきますよ。



 今週はぜひ、なにかお子さんに、
 フレーミングしてあげてくださいね。




 では、次回をお楽しみに


第140回 「ご両親がはガマンがお仕事です」


ミスター・ツカム presents
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 まだまだ雨続きの日々ですね。
 梅雨明けまでもうすぐ。

 夏が楽しみのミスター・ツカムです。




 さて、今週は(今週もかな?)

 「やる氣」「モチベーション」についてお話します。



 夏休みにいよいよ突入
 …というのに、エンジンがあまりかかっていない
 お子さんもおられるでしょうね。

 お母さんのヤキモキが見えるようです。



 ぐずぐずしているわが子を見ていると、
 思わず、
 
 「はやくしなさい」「もう机に向かう時間よ」

 イライラ…と指示したくなりますよね。
 



 氣をつけてくださいね。

 その言葉には何が入っていると思いますか?


 そうですよね。

 ●毒ガス…です。

 (分らない方は日記を読んでね。
   http://plaza.rakuten.co.jp/lifemusic/diary/200506200000/ )




 それから、水の結晶のことを書いたときにも言いました。


 「…しなさい」の命令口調では、
 水の分子はグチャグチャになりましたよね。

 つまり、「…しなさい」という言葉は、破壊する波動が出ています。
 お子さんの脳みそ直撃です。

 (詳しくは本を読んでね。http://www.mekimeki.net/books.html
                 「水は答えを知っている」)





 それから、科学的根拠はまったく無いんですが、
 有力な情報をひとつ。



 ミスター・ツカムも小さい頃(小学生や中学生)、
 お母さんから「○○はもうやったの?」

 …と言われると、腹が立ち、
 「今からやろうと思っとったのに。やる氣なくすわ!」

 と反抗したものでした。
 (↑ メッチャ有力情報でしょ!)


 
 この優秀な(?嘘)、ミスター・ツカムでさえ、
 小学生の頃は、みんなと同じ氣持ちでしたよ。

 

 そうですね、今振り返って、その当時(小学生の頃)
 どんな言葉をかけてもらったなら「やる氣マンマン」になったかと考えると。


 ●「こんどの社会は何点ぐらい取れそう?」とか
 ●「算数の才能、大爆発させてよ」とか言われたら、

 鼻の穴をプンプンふくらませて、
 上機嫌で、ミスター・ツカムは勉強したんでしょうね。



 でも、ミスター・ツカムの母親は、
 ほとんど厳しい言葉は言いませんでした。

 (このメルマガを母は読んでいるので、しっかり言っておきますね)



 …でも、
 「言わないと本当になにもしようとしないんです」
 「ガマンができないときがあります」

 と反論が聞こえてきました。


 そうですね。



 そのあたりが、

 ●中学受験は親の人格を試される●

 …という所以でしょうね。



 やらないから叱る。
 問題を分ろうとしないから叱る。
 ダラダラしているから叱る。

 これではキツイ言い方をすれば、
 動物の調教と同じです。




 新人のアスリートを一流に育て上げるのは、
 使う監督のガマンが必要です。


 どんな一流選手でも、最初から一流のプレーを
 するわけではありません。

 最初はエラー(失敗)ばかりかもしれません。


 でも、
 その選手の持っている素質が出てくるのを待つ。
 出しやすいような場面を作ってあげる。


 これこそ、本来の指導じゃないでしょうか?




 イライラした親の言動は、
 ピュッピュッと毒ガスを発して、
 お子さんの脳みそに直撃しているかもしれませんよ。
   

 「ガマン&工夫」はご両親の一番の仕事です。





 では、次回をお楽しみに


第141回 「受験生のモチベーションの秘密」

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 すっかり夏になりましたね。
 3連休の方が殆どでしょうが、受験生には関係ないですね。



 今週も先週の続きで「動機(モチベーション)」について、
 お話します。




 夏休みを前にして、エンジン全開のお子さんは
 頼もしいですね。

 でも、そんなお子さんは一握り。
 …です。はっきり言って。


 塾ではもう「夏季講習会」の時間割でスタート
 しているところもありますね。


 でも、私も個別塾でも経験しましたが、
 規則正しく、夏を過ごせる子はなかなかいません。


 特に男の子は、いいかげん。
 だらだら…状態の子が多いです。




 そこで「モチベーション」の仕組みをお教えします。



 人間が行動するには、まったく同じ動機で行動するのです。



 偉い人も、普通の人も。
 マザー・テレサもあのヒットラーも。

 あなたのお子さんも、ミスター・ツカムも。




 …本当なんですか?

 マザー・テレサにも当てはまるんですか?


 その通り!

 人間みんな同じ動機で行動するのです。

 それはなにかというと、



 ●痛みを避けて
 ●快楽を得る


 …ために行動するんです。


 …このたった2点です。全てなんです。


 例えば社会人が会社に出かけるのは、
 出勤しないと給料がもらえない。クビになる。

 お金が入らないと「痛い」ですよね。

 この「痛み」を避けるために会社に行く。


 逆に、仕事が好きで好きでたまらない人は、
 仕事をするのが「快楽」です。
 だから仕事に行く。



 ミスター・ツカムがスポーツジムに通うのは、
 「筋力の低下」という痛みをさけるため。

 ミスター・ツカムが手羽先を食べるのは
 おいしいという「快楽」を得るため。


 どうです、分りました?



 受験にふりかえって、お子さんが勉強するのは、
 はたしてどっちなんでしょうか?


 「痛み」をさけるため?
 「快楽」を得るため?



 中学受験に限らず、受験全体は
 「不合格」という痛みを避けるためですよね。


 これでは、なかなかモチベーションの維持は難しいんです。

 わかりますよね。
 人間誰でも、好きなことをやっていると時間を忘れます。


 だから「痛みを避ける」モチベーションはしんどい!
 これを大前提に理解しておいてください。



 お子さんの「やる氣」が続かないのは、あたりまえなんです。

 おそらく、マザー・テレサでも「痛みを避ける」モチベーションは
 続きません。




 逆に、
 学習するのが「快楽」、楽しいものに変われば、
 モチベーションも維持できます。


 
 ここが工夫のしどころです。


 全ての教科、全ての単元、
 「快楽」「楽しい」「面白い」と感じるのは、
 100%無理です。


 だから、その中でも自分の好きな・得意な
 分野を早急に作ります。


 ここのツボに入れば必ず得点できる。
 …そういうものを各教科作りましょう。


 そうすると、算数なら算数で、
 その単元・問題が出てくると「快楽」「楽しみ」に変わります。


 その繰り返しで、少しずつ「楽しみ」の割合を
 増やしていきましょう。


 夏休みはまとまって学習の時間が取れます。
 だらだらとメニューをこなすんじゃなく、
 目的を決めて過ごしてくださいね。



 お子さんの受験勉強での、

 ●痛みを避けて
 ●快楽を得る

 ものは一体なんでしょうか?


 この機会にぜひ発見してあげてくださいね。
 


  


 では、次回をお楽しみに


第142回 「歴史の暗記のコツは?」

ミスター・ツカム presents
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 皆さん、こんにちは。
 中学受験成功の伝道師、ミスター・ツカムです。


 今週からご登録の皆さん、はじめまして!!
 これからも末永く、おつきあいくださいね!☆(*^-°)v


 完璧に夏です。
 暑いけど、ミスター・ツカム嬉しいです。



 夏休みスタートしましたね。
 この期間有意義に使って欲しいので、

 今日は社会の学習をしたいと思います。





 6年生は夏休み、暗記を大量にできますよね。
 5年生もいまから少しずつ、暗記のコツなり、
 自分なりの方法を探しておいてください。



 それで、今日お話するのは歴史です。


 多くのお子さんは苦労されてますね。
 年号を覚えるのも大変ですが、書物・建物・戦争
 …などの名前を覚えるのも一苦労です。



 ここでは戦争の名前について、理解を助ける事をお話します。



 戦争というか戦いの名前にはいろんな種類があります。

 どういう意味かわかりますか?


 例えば、

 ●承久の変
 ●保元の乱
 ●弘安の役
 ●関が原の戦い      …です。


 「変」「乱」「役」「戦い」と種類が分かれていますよね。

 これに氣づいていた人はいますか?


 なぜ「保元の戦い」と言わずに「保元の乱」というの?

 なぜ「関が原の乱」と言わずに「関が原の戦い」なの?


 不思議ですね?
 学校で教えてもらいました?
 塾では教えてもらいましたか?




 この分け方は簡単なんです。

 権力者から見て、戦争の名前を分けています。


 ●保元の乱の「乱」

  「乱」とはそもそも、臣下の反乱…という意味です。
   クーデターを起こしたとか、クーデターをつぶしたとか。

   → 平将門の乱 など。


 ●承久の変の「変」

  鎌倉幕府 VS 後鳥羽上皇  でした。

  権力者は幕府なんですが、
  相手は天皇家でしょ?

  いくらなんでも天皇家を「乱」とも言えないので
  「変」としました。

  (参考書によっては「承久の乱」としてあります)


 ●弘安の役の「役」

  これは外国との戦争を意味します。
  秀吉が朝鮮に攻めていったのも「慶長の役」でしょ。



 ●関が原の戦いの「戦い」

  これは権力者は関係していません。
  大名同士の争いです。
 
  一の谷の戦い・川中島の戦い などなど


 以上が基本になってるんですよ。




 だから覚える時にまず、

 「乱」…か?

 誰かに反抗したんだな?と、
 まずイメージして理解するすると、はかどりますね。




 ついでにいうと、
 「本能寺の変」は本当は「光秀の乱」というべきでしょうね。




 以上のことを考えて、
 さっそく歴史の戦争ノートを作ってみましょう。

 ●誰が誰に反抗した。
 ●年号はいつ
 ●どっちが勝った!
 ●僕としてはこっちが勝って欲しかった
   (こういう遊びも必ず書きましょう。楽しく覚えられます)


 戦争の流れがばっちり理解できると、
 他の関係したことも覚えやすくなるよ!






 では、次回をお楽しみに


第143回 「夏休みはアファメーション」

ミスター・ツカム presents
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■  コロンブス的・超発想で、中学受験を成功させる方法(第143回)
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 夏休みも1週間過ぎましたよね。
 生活のリズムは出来てきましたか?
 夏バテなんてしてませんよね?

 夏はこれから充実させるんです!




 さて今週は、「アファメーション」のお話です。



 ●アファメーションとは、自己肯定とか自己確信
   …の作業です。


 自己暗示をより習慣化させるような感じですね。


 自分に「…できる」「わたしは○○を達成できる」と
 言い聞かせます。



 少し話は受験からそれますが、ひとつ実例で話します。

 


 「かもめのジョナサン」というベストセラーがありました。
 リチャード・バックという作家の作品です。



 この作品は20カ国以上に翻訳され、
 1000万部以上の大ベストセラーになりました。


 でも、最初はどこの出版社にも相手にされなかったんです。


 リチャードが足しげく多くの出版社に
 売り込みに行っても、
 
 「こんなの売れやしない」とつき返されます。


 
 でも、リチャードは氣にしません。



 ★『かもめのジョナサン』が世に出て評判を呼ぶ★



 …と紙に書いて壁にはり、朝目覚めると、
 声に出して読み、イメージを描き続けました。



 その紙がセピア色に変わった9年後。

 自費出版した「かもめのジョナサン」は出版社の
 目にとまり、ベストセラーになりました。


 ●恐るべしアファメーションの力!



 ここまで自分を信じて疑わず、努力・継続できたら、
 何事も達成できますね。
 
 
 
 
 このような、だいそれた事をしようと言ってません。


 6年生は入試まで「あと6ヶ月足らず」ですよね。
 この「6ヶ月」ぐらい、強烈なアファメーションって可能ですよね。


 ミスター・ツカムの読者の方なら、もう
 「校門Vサイン」「合格の宝地図」は作っていますね?
 (まだの人はバックナンバーを読んでください)



 それプラス「アファメーション」もぜひやってください。



 達成目標★「○○中学合格」★

 朝目覚めた時、夜寄る前、
 必ず声に出して読み上げましょう。



 もっと詳細の目標もあらたに確認します。


 「今度の模試までに偏差値5アップさせる」
 「8月末までに、基本問題を全部やる」
 「1週間で四字熟語を覚える」 


 大きな達成目標と個別の目標。



 朝晩、堂々と声に出すことが、
 このアファメーションに大切なことです。


 自信たっぷりにね。




 目標を、

 ●目で見る(視覚的)
 ●声に出す(感覚的)
 ●それを耳で聴く(聴覚的)

 だから、自分の潜在意識に落とし込めるんです。




 8月もスタートしたばかり、
 夏休みダッシュがうまくいかなかった人。


 まだまだ巻き返せますよ。



 しっかりと「アファメーション」して
 毎日を充実させてください。


 
 

 

 では、次回をお楽しみに


第144回 「もっとグッと、アファメーション」

ミスター・ツカム presents
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■  コロンブス的・超発想で、中学受験を成功させる方法(第144回)
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 さて、いよいよミスター・ツカムの大好きな
 甲子園が始まりました。

 いきなり、
 あわやノーヒット・ノーラン?…あり、
 大逆転がありで、盛り上がっていますね。



 皆さんの夏休みは盛り上がって充実していますか?





 さて先週は「アファメーション」についてお話しました。

 そうしましたら、読者の方から
 「もっと具体的に、やりかたを教えてください」

 …と何通かのメールを頂きました。



 今週も「アファメーション」を掘り下げてお話しますね。


 (先週のメルマガを読んでいない方は、バックナンバーでね)
      http://www.mekimeki.net/mailmagazine.html
 

 
 アファメーションとは自己肯定でした。


 目標や自分のなりたい姿を声に出して、自分に言い聞かせます。
 紙に書き出すのが、いいんです。



 ●目で見る(視覚的)
 ●声に出す(感覚的)
 ●それを耳で聴く(聴覚的)


 そうすることによって、自分の潜在意識に落とし込むんです。


 時と場所は問いません。

 朝起きた時、夜寝る前。
 歩いている時、電車の中。
 スーパーのレジに並んでいる時。





 そして「アファメーション」で注意する点は4つあります。



 ●言葉は未来でなく、なるべく現在時制にする。


   「○○中学に合格する」 ではなくて、

   「○○中学に合格しました。ありがとうございました。」

  

 ●肯定的な表現にする。


   「暗記を嫌がらないでがんばる!」 ではなくて、

   「暗記が楽しくてしかたがない」


 ●繰り返す。

   はじめは照れくさいもんです。
   でも、氣持ちをこめて声に出していると、
   3日もすれば慣れて来ます。


 ●工夫する。


   寝る前にも出来るように、カセットテープに録音しておく。
   そうすれば、うとうとしながらでも実行できます。

   この「うとうと状態」は脳波がα波になっていて、
   効果抜群なんですよ。
  
   


 …どうでしょうか?


 これは受験生だけでなく、われわれ大人でも必要なんです。




 最後に、アファメーションのいろいろなパターンの文章を書きます。
 基本的には、どんな文章でもOKですよ。


 お子さんも、ご両親も参考にしてくださいね。



 ★僕は、何事にも積極的に行動できる。

 ★私は、集中力の魂だ。

 ★僕は集中して学習する。
   大切なこと必要なことは簡単にアタマに入る。

 ★私は今、やる氣に満ち溢れている。

 ★毎日毎日、僕は算数が得意になっている。

 ★僕は「暗記帝国」の王様だ。

 ★私の計算力は自慢できる。

 ★国語の文章を読んでいるときは、リラックスして集中している。


 …などなど。




 この「アファメーション」が習慣化できちゃうと、
 受験生活も、いきいきと過ごせることでしょう。



第145回 「甲子園とメンタルマネジメント」

ミスター・ツカム presents
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 さて、甲子園も終わり、夏も終わりに近づいてきました。

 毎年この高校野球でミスター・ツカムは
 いろんな事を氣づきます。




 今年は駒大苫小牧の夏連覇。
 すごいことですね。

 昨年、優勝旗が北海道に渡ったことに驚きましたが、
 今年の連覇はそれ以上です。


 今までどんな強豪チームがチャレンジしても
 叶わなかったことを北海道の高校がやってのけました。


 あのPL学園や横浜高校や智弁和歌山や
 常総学院や、
 古いところでは箕島や池田。

 そんな強豪でもなしとげられなかった。




 
 
 ミスター・ツカムはこの駒大苫小牧の連覇に

 ●メンタルマネジメント

 …の重要さを学びました。


 メンタルマネジメントという言葉があるのかどうか
 わかりませんが、「精神面の管理」
 とでもいいましょうか?



 駒大苫小牧は昨夏の優勝から、新チームになり
 まったく勝てなくなりました。

 春の北海道大会でも1回戦負け。


 チャンピオンというプレッシャーです。



 そこで香田監督はあるスローガンを掲げました。



 「日本一の夏にする」 です。


 日本一になる…んじゃないんです。
 (これだといっそうプレッシャーですね)


 全国で一番夏を楽しめる野球をしよう!

 …という意味です。



 ただ「野球を楽しもう」じゃないんです。
 「日本一の夏にする」なんです。

 しっかりと目的を文章化したところが凄いんです。


 ミスター・ツカムも日頃から

 ●目標は明確に文章にしましょう

 と言ってますよね。
 
 


 それと、いままで北海道のチームの監督は
 「甲子園で優勝なんてできない」
 …とメンタルブロックをかけてしまってました。

 (メンタルブロックについてはバックナンバーの128回をご覧ください)
  → http://www.mekimeki.net/mailmagazine.html
 

 それを香田監督はとっぱらいました。
 甲子園で優勝する…と。



 目標は高く掲げろということです。


 甲子園で1勝…を目標にしていては、
 甲子園出場も難しいでしょう。






 さて、
 夏休みも終わりに近づきました。


 たてた目標は達成しそうでしょうか?

 あと10日間で達成できそうもなければ、
 下方修正してもかまいません。

 どうせ目標は達成できないや…とダラダラするよりも、
 あと10日間の目標を立て直しましょう。

 それで、この10日間を全力でダッシュしましょう。


 「旅人算の基本問題をマスターする」なり、
 「鎌倉時代を完璧にする」でもいいし。



 最後にもう一度「夏の目標」を見直してみてください。

 そして全力です。
 必ず充実感を得ることが出来ます。




 終わりよければ全てよし!

 …ですよ。

 


 では、次回をお楽しみに

第146回 「ミステイクと無意識」

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 夏休みもあと2日間になりました。

 皆さん、この夏の目標は達成できたでしょうか?
 なんかダラダラしたなあ…と感じている人は、
 あと2日間、ビシッと終えましょうね。



 さて、
 今日は「無意識とミステイク」についてお話します。


 ミスター・ツカムはよくこんな質問を受けます。

 「うちの子はよく同じ所で間違うんです。
  何が原因でしょうか?また直すにはどうすればいいでしょう?」


 よくあることですよね。


 同じ間違い。



 例えば、
 計算問題で同じパターンでミスする。
 ○文字以内で書きなさい…なのに字数をオーバーする。
 おなじ漢字を書き間違える。


 …いろいろ。


 基本的には練習不足ですが、
 そうじゃない場合もあります。



 


 楽器の演奏をしたことのある人なら、
 こんな経験ありませんか?


 楽曲を弾いていて、
 どうしてもある部分だけ「間違う」ところって
 ありませんでした?

 技術的には問題無いのに、そこにくるとミスっちゃう。

 うまく弾こうとすればするほど失敗します。





 もっと誰でも経験したことで言うなら、
 「おねしょ、いちゃあ駄目じゃない」
 …と言われるとまたしちゃう。





 学習も同じことを経験しています。



 何度か「間違って」いて、そこを指摘されます。



 ●君はいつもここで間違うねえ●

 ●アナタはどうして同じ間違いをするの?●



 そうすると、そのお子さんの無意識に、
 「僕はここで間違うんだ!」
 「私はここで失敗する!」

 …と、強烈にインプットされてしまいます。





 間違いの大きな原因はあくまでも、練習不足ですよ。



 でも、どう考えてもそうじゃなさそうなとき、
 それは、お子さんの無意識に催眠術がかかっています。


 以前も書きましたよね。
 ご両親は、一流の「催眠術師」だと。



 では、その術のとき方は?


 ★間違ってもOK!オールライト!


 という意識、感情をお子さんに与えてあげることです。
 心からですよ。

 同じミスの繰り返しを厳しく指摘しないで、
 「そのうちうまくいくよ」と心から接してあげてみてください。



 子供達には、我々には想像もできない
 プレッシャーがかかっています。


 これを取り除いてあげるのも、ご両親の役割です。

 一流のヒーラー(癒し手)になってください。


 安心感を得られると、お子さんも集中して
 学習に取り組めます。



 がんばれ、がんばれ…だけのモチベーション管理じゃなく、
 ときには「癒す」こともとっても重要ですよ。





 では、次回をお楽しみに

第147回 「あと5ヶ月?まだ5ヶ月?」

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 夏休みも終わりいよいよ9月ですね。
 まだまだ暑さが残っていますが、元気ですか?


 6年生は入試本番まで、5ヶ月余りです。



 さて、ミスター・ツカムはあえて上の文で、


 ●「あと5ヶ月」とも「まだ5ヶ月」とも言いませんでした。

 
 そうです。
 あなたの捕らえ方がすべてなんです。



 入試までの日数は「5ヶ月」に変わりありません。


 この「5ヶ月」を、肯定的に感じるか否定的に感じるか。
 それは、ご両親・お子さんの自由なんです。




 いままでのメルマガにも何度も書きましたが、
 


 まだまだ、こんなに残っているじゃない!
 …と嬉しくなると、脳の回路は開き。

 えっ!もうこれしか残ってないの?
 …と感じると、焦って能率は悪くなります。



 ●どこに焦点を合わせているのか?


 によって、ひとつの現象の意味は全く変わってきます。



 
 でも、毎年メールをくれるんです。

 「ツカム先生、うちの子はめちゃめちゃプラス思考なんですが、
  学習に取り掛かろうとはしません…」


 (笑)。。。確かにそういうお子さんはいますね。


 そういう場合は、その性格を褒めて持ち上げる作戦にしましょう。

 例えば、わが子に、

 「殿、そろそろ学問のお時間じゃ…ございませんか?
  殿のその優秀な頭脳を、お使いあそばせ!」


 …なんて、おだてて行動に移させましょう。

 楽しい雰囲気でやってくださいね。
 決して眉間にしわをよせながら言わないようにね。



 

 こんな話はよく聞くでしょ?

 コップに水が半分入っています。

 これを、

 ◆「うわっ、水半分しか残っていないや!」…と見るか

 ◆「まあ、水半分も残してくれている!」…と思うか。


 つくり出している感情は、あなた自身です。

 状況は「200ccのコップに100cc水が入っている」
 …だけなんです。

 →難しくいうと 「色即是空(しきそくぜくう)」なんです。
   興味のある方は勉強してください。




 さて、
 模試の結果表を見ます。

 その結果は、得点できた点数と偏差値が出ています。

 ただそれだけの事実です。


 あなたは、その事実に対してどう感じようと構いません。

 何に焦点を当てて見ますか?
 何を感じて、どんな言葉をお子さんにかけてあげますか?
 

 ミスター・ツカムの読者なら賢いので、
 もうお分かりですよね?



 今週は「どこに焦点を当てるか」を意識してみてください。



 


 では、次回をお楽しみに


第148回 「偏差値が気になったら『リフレーム』」

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 9月になったというのに、まだまだ暑いですね。
 でも、まだ夏を楽しめると思うと嬉しくなります。





 
 さて、今日は『リフレーム』についてお話します。


 以前のメルマガで「フレーミング」を書きました。


 これから行う事にたいして、しっかりと意味づけをする。
 …ということでしたね。

 詳しくはバックナンバー 
 → 第139回「集中するテクニック」を参照ください。
      http://www.mekimeki.net/mailmagazine.html
     





 この「意味づけをする」フレーミングにたいして、
 今日は『リフレーム』です。


 ●ふたたび、フレームをかける。フレームをかけ直す。

 …という意味です。



 ある出来事・意味合いを違った視点で、
 観れるようにすること。



 実例をあげてみますね。



 「仕事で解雇されてしまいました。」


 これにリフレームしてみます。



 ●「良かったですね。これで前から言っていた事業を
    自分で始められるんじゃないですか?」




 視点を変えることによって、感じ方が変わりました。


 以前お話した「捉え方の違い」でもあります。


 では次の例。


 「お子さんの偏差値が10も下がってしまいました。」


 これをリフレームしてみましょう。

 みなさんも考えてみてください。


       ↓      ↓ 



 ●偏差値とは「全体からの偏り」だ。今10も下がったということは、
   みんなと比べて、できていない単元があるに違いない。
   入試直前に発見されなくて、ほんとうによかった。
   そこを見つけて、克服していこうね。





 リフレームを使えば、どんな状況でも、
 プラスに考えることができます。

 上の例でも、リフレーム後は「やる氣」が涌いてくるでしょ?



 ある結果に対して、最初ショックを受けるのは当然です。
 聖人じゃないんだから、誰でも落ち込んだりします。


 そこで、リフレームできる習慣を身につけておけば、
 あらたな気力が涌いてきます。




 ベストセラーをバンバン出版している、斉藤ひとりさん
 …って知ってますか?

 銀座まるかんの社長で、いつも長者番付にのってます。



 あの方は自分のことを「日本一ついてる」と思っています。

 歩いていて空から何か落ちてきて、
 足に当たり怪我をしました。

 「ああ、私はついている。頭に当たっていたら死んでいたかも」



 出かける前に、下駄の鼻緒が切れました。

 「ああ、今日もついている。歩いていて切れていたら、
  ころんで大怪我をしたかもしれない」



 常にこんな調子です。


 われわれが、この境地に到達するのは、
 難しいでしょう。

 でも、もし習慣化できればどうでしょう?

 よりよい結果が訪れること間違いありませんよね。




 では、今週は宿題を出します。

 読者の皆さんに「リフレーム」してもらいます。
 
 --------------------------------------------------------

 1.子供がピアノの発表会でミスをしてしまい落ち込んでいる。

 2.地元に大型の台風がやってくると報道された。

 3.とっても優しかったおじいちゃんが「癌」だと診断された。

 --------------------------------------------------------


 このリフレームに正解はありません。
 みなさん独自の考えが正解です。


 ぜひ、この「リフレーム」の習慣を身につけてくださいね。





 では、次回をお楽しみに

第149回 「ライト兄弟のお母さん」

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 少しずつ秋らしくなってきましたね。

 日本人は本当に幸せです。
 四季折々…感じて楽しめますからね。


 ミスター・ツカムは夏が大好きですが、
 晩秋の憂いもとっても好きです。




 さて、今週はリーダーシップのお話です。


 えっ?
 受験にどう関係あるの?

 私は別に部下もいないし、統率力は必要ないです。

 …とお考えの方。違います!



 人ふたり寄れば、グループとなり
 リーダーシップが必要となってきます。

 
 特に、何かの目標に向かっているのならなおさらです。




 今、あなたのご家庭は中学受験という目標に
 向かっていますよね。


 
 リーダーシップの考えを持っていてください。


 でも、そんなに難しいものではありません。
 お子さんへの接し方のパターンを、
 いろいろ知っておいてください。


 いつもあなたが、お子さんに接しているパターンで、
 もしうまくいっていないのなら、変えてみるしかないです。




 あのアインシュタイン大先生はこう言ってます。


 「今までと同じ方法を繰り返していて、違う結果を求めるのは
  おおバカ者である」…と。



 きびしーーーい!


 この言葉は、ミスター・ツカムの座右の銘でもあります。



 さて、実際にお子さんへの接し方をみていきましょう。
 昔からいろんな逸話があって、
 それを参考にしましょうね。





 あの飛行機を発明した、ライト兄弟。
 彼らの母親の教育法は、とっても面白いんです。


 たとえば、この兄弟が小さい頃、物を壊してしまったとき、
 決まって同じ態度をとりました。

 …果たしてどんな態度でしょうか?


 あなたならどんな事言いますか?

 考えて見ましょう。


 ●「もーう。集中力がないんだから!」と、壊したことを叱る

 ●「また、やっちゃったの!」と、仕方がないから親が直す

 ●「またお金がかかるじゃない!」と、新しいものと取り替える



 …他にもいろいろ考えられますね。






 しかし、ライト兄弟のお母さんは、上のどれにもあてはまりません。

 どう言ったかというと、


 ★「どうすれば直せるか考えてごらん。あなたにもできるはずよ」



 「あなたが壊したから、あなたが直しなさい」と責めていません。

 ★「あなたには直す力があるのよ」★

 …という強烈なメッセージだったのです。



 それで、いつもこの兄弟はいろいろ考えながら、
 ものの仕組み知っていったそうです。


 この兄弟にこの母親あり…って感じですね。




 天才と言われている人の母親は、
 みんなわが子を信じ応援しています。

 チャップリンも手塚治もファーブルも野口英世も美空ひばりも。

 
 どんな評価を回りから受けても、
 母親だけは、わが子を抱きしめ安心させました。



 今、お母さんが感じている「お子さんの欠点」。
 いろいろあると思います。
 それが実はものすごい長所である可能性があります。


 他人より、そこがよく目立つんでしょ?


 そこを意識すれば、どんどん伸びて行く可能性ありますね。


 
 では、次回をお楽しみに

第150回 「ガンバレ!…っと言っちゃオシマイよ」

ミスター・ツカム presents
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 秋の風が心地よく感じられるようになりました。

 街のあちこちで、運動会の声援が聞こえてきますよね。


 ミスター・ツカムは徒競走は得意で、
 クラス対抗リレーのメンバーに選ばれていました。
 ( ↑ ああ、めっちゃ懐かしい)



 さて先週から「リーダーシップ」についてお話しています。

 前回は、飛行機を発明した
 ライト兄弟のお母さんの事をお話しました。


 子供を信頼して、自信をつけさせる…ということでした。





 今週は実際によくある場面を取り上げます。


 私も個別塾の講師になりたての頃、
 やっていた失敗例です。


 「ケイスケ、もっとがんばらなきゃ!」
 「最近、ちょっとダラけてるぞ!」

 「国語をもっと、がんばらなきゃなあ」
 「もっと集中しなさい!」



 皆さんがよく言うフレーズのオンパレードですね。

 えっ?毎日言っている?

 
 自信をなくさないでくださいね。
 このミスター・ツカムも最初は言ってましたから。



 でも、言われる子供の方は、どう受け止めるでしょうか?




  「ケイスケ、もっとがんばらなきゃ!」

      → 『がんばってるのに、がんばれ言うな!』


  「国語をもっと、がんばらなきゃなあ」
  
     → 『だから、がんばってるって言ってるやん!』
 

 

 このようなアドバイスというか、掛け声では、
 言われた方は、何をすればいいのか分りません。




 社会人である我々に、例えば神様が

 「もっとがんばってお金を儲けなさい」
 「だから、がんばって収入をもっと増やしなさい!」

 …って言ったら、どうします?


 具体的なアドバイス・方法論がないと、
 どうしようもありませんよね。



 子供達はおそらく同じような感じで、
 「がんばれ!」を聞いています。





 賢い指導者は、
 「靴をしっかり履きなさい」と言うのではなく、

 「ほら、見ててごらんよ。ひもを足首のところでギュッと、
   そう。うん、良くできた」

 という風に、具体的な方法を伝える人です。


 「がんばりなさい」と言わなくても、
 具体的な指導が出来る人です。




 算数の文章問題ができていないのは、
 問題を絵や図に出来ていないからだよ。

 その部分をしっかり練習しようね。
 理解できたら必ず、文章題はできるようになるよ。






 ミスター・ツカムの好きな言葉に、山本五十六の
 
 やって見せ、言って聞かせて、させてみて誉めてやらねば人は動かず


 …というものがあります。



 「がんばれ!」という安易な言葉じゃなく、
 あなたなりのメッセージを考えてみてください。

 そして、お子さんにかけてあげてください。


 


 では、次回をお楽しみに


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